10.16.2015

IoTについて その11

IoTについて調べてみると、どれもBtoB向け製品が多く、また古くから研究されすでにその多くが実用化されつつあることが分かってきました。

今回紹介するのはAmazonの膨大な注文を捌く配送センターで使われているロボット、「Kiva」です。

Kivaはルンバのような形をしており、コントロールセンターから司令を受けると商品の入っている棚をを持ち上げ、梱包作業場まで運びます。Kivaの導入によって、梱包作業場を離れて商品を探しに行く必要が無くなり、さらに人が通るスペースを確保する必要が無くなる事で、より多くの在庫を確保できるようにもなっています。


この新しいシステムによって作業効率は2〜3倍まで向上、コストは20%削減することができたとのこと。Amaznon全体の人件費では、金額にしておよそ500〜1000億円の削減にもなるそうです。

Amazonはドローンを使った30分以内の宅配サービスを計画中であるなど、自動化について積極的です。現在のところ、梱包作業は手作業のようですが、いつかは工場から配送まで完全自動化されるかもしれませんね。
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