デザイン料の相場とその考え方について。
デザインの仕事についていろいろとお話をいただくようになって、特に質問されたり、問い合わせの多い内容のひとつに、
「デザインの相場っていくらなの?」
があります。
デザイナーと頻繁にお仕事をされたり、会話などやり取りをされることのない方にとって、ここの部分はとても気になる点だと思います。
ひとつだけ確実に言えることは、
「デザインの専門教育を受けていないデザイナーには相談/依頼をしない」
ということ。
WEB の普及もあり、「デザイナーの定義」や「職業としてのプロ意識」がとても曖昧なものになってきていると感じます。
なので、自身が考える相場とその考え方についてまとめてみました。
業種や地域によってそれなりに違いが出てくると思うので、一概には言えないかもしれませんが。
まず、デザイン料の算出方法と支払いについて。
算出方法については以下のパターンが一般的でしょうか。
A. 【単価方式】人件費単価(+ 経費/試作費)x 日数 = デザイン料
また、支払いは
【イニシャル一括方式】(プロジェクト終了もしくは納品完了後に一括で支払い)
か、
【イニシャル分割方式】(プロジェクト開始時に一部支払い、その後何段階かに分けての支払い)
があります。
【イニシャル分割方式】は長期にわたるプロジェクトの場合に有効だと思います。
コンサルティング契約や顧問契約のように、契約の一定期間 月額の支払いや、製品の売り上げに応じて支払う、ロイヤルティ契約なども場合によって存在します。
デザイナーと会話する際の参考にしてみてください。
次回は相場、デザイン料の目安について書きたいと思います。
Borderless Inc.
参考:
公益社団法人 日本インダストリアルデザイナー協会 http://www.jida.or.jp
公益財団法人 日本デザイン振興会 http://www.jidp.or.jp
0 件のコメント:
コメントを投稿