こんにちは、DKです。
今回はIoTに至るまでのインターネットと人の動向について書きます。
かつてインターネットがまだ一般に普及していなかった時代。人は情報のやり取りを、物を介して行っていました。
前回も挙げた例ですが、情報を相手に伝える為に手紙を買って書き、切手を貼ってポストへ投函する。そして数日後にその返事が返ってくる。
情報は手紙という物質に固定され、距離に対して物理的な時間がかかっていました。
インターネットが普及してからは、情報を物質から切り離し、そのまま送ることが出来るようになったため、相手との距離はほぼ0になりました。コストもほとんどかかりません。
近年、技術進歩によってハードウエアの小型化が推し進められ、今度は物との距離を0に近づける試みがされてきました。それがIoTです。ここでのハードウエアとはセンサーの事で、物の状態をデータに置き換える、いわば翻訳機です。
村田製作所 「磁気スイッチ AMRセンサ」
これにより、人は物との情報のやり取りが直接できるようになりました。
またここ数年で、スマートフォンを代表に、私達が物とのコミュニケーションの窓口を持っている時代であることも、IoT化を進めやすくなっている大きな要因でしょう。
次回はIoTのしくみをご紹介します。
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